※画像はデザイナー私物の一部となります。


この形をした財布は中々珍しいと思います。

その中でも超高級レザーを使用した物となると有無なぐらいだと思います。

11cm×11cmのサイズ、それにマチの厚み分を考えますと、クロコダイルやシェルコードバンで制作するには、普通の二折財布に比べ、非常に勿体無い面積の取り方をしてなくてはいけなくなってしまいます。(ラウンドジップ長財布の横よりも長いので、これは割に合わないです。。)


では何故に作ったのか、

それはデザイナーが使いたかった。(それ以上の理由はないのですが。)

以前から7SENSEでは圧倒的に支流であり、とても使い易いラウンドジップ長財布というベスト財布が存在しておりました。

しかし、この形のお洒落感、サイズ感もとても魅力的だったそうです。

位置づけとしては、ラウンドジップ長財布と、コンパクト二折財布の間となるのでしょうが、思っている以上に容量があり、パンパンにならない所も重要です。(通常の二折財布とは容量が比べ物にならないぐらい多いです。)


そして人に与える印象はは｢スマートで整理上手な出来る男｣というイメージと言った感じではないでしょうか。(女性が男性に持ってもらいたい財布としても人気の高い形です。)



簡単にいい所を挙げると、


・まず開けた時に札が見えないのは本当によいです。(ここら辺もスマートなイメージの1つではないでしょうか。)

・角が普通の二折の様に曲がっていかないのもかなりのプラスポイントです。(これは非常に大切です。)


・札入れのマチ奥側ですね。ここもカードを入れたり、レシートや領収書も入れたりと出来、これも表から見えない。(この辺は、財布を開けた時にレシートや領収書の紙が沢山入っていると、整理出来ない人なのかなと思われてしまうかも知れないので、裏に入っていたら見えないのでよいです。万札とその他の札とで手前のマチとで使い分けるのにもよいです。)


・小銭等入れですが、革が馴染んできた1ヶ月ぐらいからより使い易くなり、容量も結構入ります。


・そして中身が入り、使っていくうちに、革が馴染んできた時のシルエットは素晴らしいですね。(スリスリとしたくなります。)


・使用しているうちに、内側の特注の栃木ヌメが馴染んできて、とても使い易く、魅惑の艶が出てきたら最高です。(ブラックでもより深い黒になります。メンテナンスでクリームを塗ったら最高でした。)


・ラウンドジップ二折財布のパーツにはターコイズパーツだけではなく、南京錠パーツもあります。(これもいいんですよね。使い易いです。)


・小ささや薄さを意識して作り、レジ等で手間取る心配もなく、お会計もスムーズです。(小銭入れ内も使っていく事により、殆ど見渡せます。)


ラウンドジップ二折財布の魅力を書いてみたのですが、少しでも伝わって頂けたらと思います。(まだまだ伝えきれてないような。。)


愛すべく財布です。(もはやただの財布ではない存在へとなっておりますが。人生を豊かにしてくれる宝物でもありま。)