現在シェルコードバンは一度に国内に入荷する枚数が減っている状態です。

馬が痩せほそっていると言う話もあるようです。

そしてここ１年近くで本国アメリカから押されてくるスタンプはかすれている物が以前に比べて更に多くなっており、それでも7SENSEでは沢山のシェルコードバンを入荷させていますので、その中から1割ぐらいしかスタンプ面として使えるレベルの物ではありません。(7SENSE 的には)スタンプが押してあればなんでもいいと言うのであれば別ですが。ですので、現在でもスタンプ物を作っていますが、非常に苦戦、苦労をしている状態です。ですので今後は解りません。(通常スタンプ面の裏革は表にする物ではないので、他では問題はない事なのでしょうが。)

そうやって作っている中でも、画像のようなレベルのスタンプは現在有無に等しい状態にあります。

１年ぐらい前には、濃くて太くビシッとしたロゴスタンプがあったじゃないかと思っている方もいるかと思います。


あれは本国で押したスタンプが他の革にインクが付いてしまうという事で、一時スタンプが無くなり、その対策として国内正規用のスタンプとして、国内正規により押されたスタンプとなります。(ほんと微妙にですが本国のスタンプとは事なります。99%デザインは同じです。)

あれも素晴らしい物がありました。

しかしそれを越える扱いで、何故こちらのスタンプをストックしていたのかと言いますと、

かなり濃いスタンプでもあり、本国で押された生々しさがあるからというデザイナーの判断であります。スタンプの味、色気ですね。それが非常に珍しいです。エイジングをしたら間違いなく最高であると思います。(ストックしていたのは、デザイナーが私物の為に使う時にというのも強くあります。)

すきずきなのですが、あえて国内正規のスタンプのマイナス面を上げるとするなら、

印刷のように均一で綺麗過ぎる。(好みですが。)

エイジングした時にスタンプが整い過ぎている。

それでもやはり素晴らしいスタンプですが、これはそれを上回る素晴らしいさがある物と7SENSE的に判断しております。
。
そしてほんの1回のロットの中で、極一部しかなかった物であった為です。(思っている以上に貴重です。)


そうでなければとても高価なシェルコードバンをストックして置くという事は大変な事です。


わざわざこの用に文章を書くほどに貴重な物であり、最上のスタンプ物であると思います。(あるうちに。)


そして今回、満を持して制作した次第となります。


やはり7SENSEのラウンドジップ長財布とロゴスタンプの相性は抜群によい感じます。