ポイントを上げていきます。


※まずこの財布は新品時、未使用時は未完成です。しっかり使っていく事により、決め手となる特注の栃木ヌメが柔軟性を出しはじめ、蓋が閉じ、コインケースの入る部分もふっくらとしてきた辺りからがスタートとなる財布です。(特注の栃木ヌメですが、通常の高価な栃木ヌメより更に高価となります。)

ですので、１ヶ月以上使っているけど、小銭は入れない。週末しか使わないとなると、スタートにたどり着くまでの時間は少々長めとなりますが、しっかりと使っていけばいずれたどり着きます。(コインを入れて、外側に革がしっかりとふっくらしてきたらいい感じの状態です。)

カードケースの出し入れのしやすさだけではなく、最初とはコインケースの出し入れのしやすさから、小銭の入る要領までも変わってきます。(これは最初驚くほどに変わったのでびっくりした記憶があります。)

※最初の状態で出し入れがしずらいとなる事があるかも知れませんが、柔軟性が出てきてからの、計算設計となりますので、子育てやペットではないですが、育てる楽しみもあります。

この計算された作り込みを感じながら使っている方に、｢これ考えた人は天才ちゃうかと思った｣と言って頂けるほどの、生粋の革好きの方の為の、発明的な財布だと思います。


・そして圧倒的な強度。最強のコンパクト財布と言うキャッチコピーを売りにしているだけに、5年使っても10年使っても半年ぐらいの状態とほぼ変わりません。(確か販売した全ての商品で修理も一度もした事がなかったと思います。)

角がないので、曲がらず、そしてポケットからも出し入れがしやすい、そして全く型崩れを起こしておりません。(j

5年、10年以上といったスタンスの中では、ここまで型崩れしない物は見た事がないレベルかと思います。

時に、クタクタになった財布を味やエイジングと言ったりしますが、7SENSE的にはそれはちょっと違うかなと思っております。

この財布を制作するには職人の計算力、技術力も当たり前にありますが、とても高価となる特注栃木ヌメが絶大な力を発揮する財布でもあります。

コインが収納される見えない部分、コインが通る見えない部分、カードケース裏側の見えない部分(札入れ裏側は厚さ調整の為異なります。)、トレイ枠の裏となる見えない部分に到るまでもが、全て特注栃木ヌメの表革となります。

そこまでをこの小さなコンパクト財布に注ぎ込むのは確かにオーバーワーク過ぎるかも知れません。どこかを削れば価格は下げれます。

工業製品でもありませんし、大量生産でもありませんので、コストカットという言葉は7SENSEには当てはまりません。

むしろそれで10年、15年と使っていければ安い物かと思います。

デザイナーの考えに、いずれ使えなくなるのが見えている物に、大金を使いたくはないという考えがありますが、この財布も駄目になるイメージが全くないです。

肉厚なコバ仕上げ、見た目以上のコイン収納力、このサイズで万札が入る等のポイントもありますが、やはり、この手の平に収まる安心感のあるサイズと、フォルム美は格別な物があります。


5個以上お持ち頂いている方もとても増えてきましたが、まだ使った事のない方はお試し頂けたらと思います。


内側の革のエイジングも表側に負けないぐらい楽しめ、画像の物もいい感じに艶々モチモチです。(ポケットからの出し入れが非常にしやすいのもポイントです。)